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研究内容

Research-Outline

糖尿病は遺伝素因や加齢を背景に、栄養過多や運動不足などの環境要因があいまって発症します。血糖値はインスリンによって厳密に調整されていますが、膵β細胞からのインスリン分泌不全と肝臓や筋肉、脂肪組織などのインスリン作用臓器におけるインスリン抵抗性の2つの要因によりインスリンの相対的不足をもたらし、糖尿病を引き起こします。培養細胞や実験動物を用いた基礎研究では、特に膵β細胞からのインスリン分泌について研究しています。インスリン分泌機構の詳細なメカニズムの解明や疾患における異常部位の同定を行います。また、治療に有効な物質の探索等を行います。一方、ヒト対象の研究では、栄養素や運動による血糖調節効果について検討し、発症予防や悪化防止に効果的な食事・運動方法を明らかにしていきます。

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・膵β細胞インスリン分泌のメカニズムの詳細な解明

・膵β細胞インスリン分泌を増強する食品成分・天然化合物の探索と利用応用

・膵β細胞の保護および再生のメカニズムの検討

・インスリン作用臓器での糖代謝制御メカニズムの解明

・血糖降下作用を有する食品成分・天然化合物の探索と利用応用

・栄養素や運動の血糖値抑制効果の検討による理想的な食事・運動法の提唱

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膵島切片染色
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4-2
3-5
学内大型研究プログラム

立命館グローバル・イノベーション研究機構(R-GIRO)

第4期拠点形成型R-GIRO研究プログラム(2021年度~)

立命館アジア・日本研究機構

第2期・2021年度アジア・日本研究推進プロブラム(2021年度~)

学外共同研究先

京都大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌・栄養内科学

 

滋賀医科大学生化学・分子細胞学講座再生修復医学部門

© Laboratory of Medical Physiology and Metabolism

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